1998年3月27日(金)〜4月5日(日)
東京都中野区江古田4−11−2 CHIMENKANOYAにて
民宿のはら荘のおじさんおばさんにとっては、お孫さんにあたる 吉澤やよいさん達3人が竹富の織物を主題とする三人展が開催されました。
竹富島の伝統的な織物を素材と しながらも、現代的な独自のアイディアを織りこんだものです。ほとんどの作品は、竹富特産の芭蕉を使ったものではなく絹を使ったものだということでした。
なにより私が驚いたのは、その色の鮮やかさです。染めは自然のものだけを使ったそうですが、 様々な色合いの作品がありました。緑、朱、灰、茶、どれをとってもその自然の風合いには驚かされました。
会場には、たくさんの作品が飾られていましたが、ひときわ目を引いたのは、本来芭蕉で作る着物が あるのですが、それを絹で作った作品でした。色も手触りも大変よかったです。欲しいと思ったのですが、 どうやらこれは非売品のようでした。
考えてみれば、織物というのはまず日常生活用品として現実に使われるのを目的にして発展して きたものであり、芸術として見よう思えばこれからいくらでも発展する余地のあるものでしょう。
島の雄大な自然に育まれた若い芸術家たちの感性による伝統美術の今後を見てみたい気が します。