牛の方向の母星が出産することになりました。そこで、午の方向の天の大明神に頼んで、出産のための場所を決めてもらうことになりました。
天の大明神は竹富島の沖の海を指定し、 母星は無事に出産することができました。ところが、海の神である七竜大明神が、勝手に自分のところで
出産したのはけしからんということで、大蛇に星の子たちを噛み殺させてしまいました。そのフンが星砂になったということです。
東美崎の神はその骨を集めて天国に返してやろうと、年に一度、香炉の星砂を入れ替えるために、牛の方向の空には星がたくさん光っているのだそうです。
ここからアイヤル浜までの島の南側の浜は星砂の浜と呼ばれています。
八重山では星砂が採れる砂浜は星砂の浜とも呼ばれ、竹富以外にも西表にもあります。
星砂というのは、直径2〜3mmの角の生えた小さな粒のことです。もちろん単なる砂ではなく、有孔虫の殻です。